柔道整復師とは
柔道整復師と聞いて皆さんはどうイメージされますか?
整体師ならよく耳にするけど・・・
柔道???
よくわからないですよね?!
接骨院の先生と言われれば何となくわかりますか?
柔道整復師とは、昔から「ほねつぎ」として知られ、
現在は、高校卒業後、厚生労働省認可の専門学校(3年以上修学)か、
文部科学省の指定した4年生大学で、解剖学・生理学・運動学・病理学概論、
衛生学・公衆衛生学・一般臨床医学・外科学概論・整形外科学、
リハビリテーション医学、柔道整復理論及び関係法規の
臨床系専門科目を履修し、卒業が受験資格となります。
国家試験を受け、合格すると厚生労働大臣免許の柔道整復師(国家資格)
となります。
独立行政法人 労働政策研究・研究機構(JILPT)の
主任研究員の西澤 弘先生の研究成果によると、
①師又は士の付く職業は,法律で業務や試験内容等が
規定された国家資格の職業である。
②師の付く職業は技術を有する専門家であること
を表しており,接尾辞としての師は奈良・平安時代から
使用されてきた歴史的な職業名表記である。
現在では,保健医療の分野における技術的な職業であること、
かつ第二次大戦前に既に職業として成立している
(又は認知されている)ことの 2 点が師の付く職業
の共通項になっている。
『職業相関表−2万人のデータからみた職業の類似性−』
(JILPT資料シリーズNo.130,2014年)
と記されています。
医師、教師などと並び、柔道整復師も時に「先生」と
呼ばれることもあります。
それだけに責任も重大です。
行いはもちろん、発言にも責任が生じてきます。
それを肝に銘じ、お客様に正しい情報をお伝えし、
責任感を持って接客することを
現在はトレーナーとして日々心がけています。